プチシングルス大会事務局は、何を目指しているのか?




最近、テニスコートが減ってきております。

特に都内での減少は、かなり激しいようです。

私が思うに、この2つが主な原因のようです。

まず一つ目は、相続税の問題

テニスコートは、非常に広い土地を使うため、かなりの相続税がかかるようです。

特に都内は、地価が高い分だけ、数億円の相続税がかかると言う話を聞いたことがあります。

そして、二つ目は、「テニスコートの経営は儲からない」ということ。

もちろん、上手に経営して儲かっているコートもたくさんあります。

でも、その裏では、儲かっていないコートがあるのも事実です。


そして、ここが重要なんですが、テニスコートのオーナーさんたちは、全員テニスが大好きかと言うと、そうではないようなんです。

そうでなければ、テニスコートがフットサルのコートに変わったなんていう話を聞くはずありませんよね!


では、なぜ、そんなことをするのでしょうか?

推測の域を出ませんが、答えは多分、これです。

「テニスよりもフットサルのほうが儲かるから。」

 


テニスコートのオーナーさんたちも、ボランティアでやっているわけではありませんので、収益率の高い事業に投資するのは、経営者としては当然の流れだと思います。

また、フットサルコート以外にも、駐車場になったり、家が建ったり、マンションに生まれ変わったりと、いろいろな形で、コートが減少しております。


その理由も多分、「テニスよりも儲かるから」だと思います。


そして、コートが減少すると、当然ながら、いままでそこのテニスコートやクラブでテニスを楽しんでいた方々が、いわゆる「難民」となってしまい、あちこちに、散っていきます。

コートがなくなったという理由で、テニスを辞めてしまう人もいるかもしれませんが、そんなに多くはないでしょう。

 


それで、次に起こることは何か?

「週末のテニスコートがただでさえ、混んでいるのに、もっと混んでしまう。」

つまり、自分の使っているコートが無くならないとしても、遅かれ早かれ、影響を受けてしまうと思います。

それゆえに、私は、何とかして、コートの減少を防げないものかと考えておりました。

 

別に誰に頼まれたわけでもないのですが、自分の趣味をこれから何十年も続けたいと思いましたので、微力ながら、将来のテニス事情が悪くなるのを少しでも防ぎたいと思ったのです。

 


では、どうすればいいのか?


最初に2つの問題があると言いました。

一つは、相続税の問題。

これは、残念ながら、私ではどうにもできません。

雑誌などを見ると、相続税の軽減のために動いている団体があるようですので、その方々に頑張っていただきたいと思っております。

そして、もう一つの問題。「テニスコートは儲からない」。

こちらなら、ちょっとは影響できるかもしれないと思いました。

私は、もともとマーケティングや営業の仕事をずっとやってきておりまして、最後にはマーケティングコンサルタントの会社に勤めておりました。

ですので、確証はないものの、私がテニスコートを利用する形の事業を起こすことで、テニスコートの稼働率を上げ、

   「テニスコートの経営は儲かる!」

・・・とコートのオーナー様に思っていただくことができれば、将来的に、テニスコートの減少を食い止める原動力になるのではないかと考えたのです。

 

そうして、考えに考えた挙げ句、出来上がったのが、プチシングルス大会なんです。

ご参考までに、私がプチシングルス大会に参加された皆様から、いただきました参加費よりお支払いさせていただいているコート代は、1年間で1千万円近くになります。

全国的に見れば、たいしたことないかもしれませんが、一つのクラブに対してなら、影響はあると思います。

 


そして、こういう形で、残るテニスクラブが一つ、また一つと増やすことで、

「テニスコートは儲からない」⇒「テニスコートは儲かる!」

となってくれれば、幸いです。そして、将来的にコートの減少が少しでも防げたら・・・いや、むしろ、コートが増えてくれたらいいとさえ思っております!

 

 

ところで、ここまでの話だと、私はこの大会をコートだけのためにやっているのか?・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

いえいえ、もちろん違います。

私は、この大会に関わる人すべてのためにこの大会を事業としてやっております。

関わる人とは、参加者・コートのオーナー・主催者です。


この3者のうち、どれが欠けても、継続して開催していくことは、不可能です。


例えば、コート側にとって、メリットのない大会だとしたら、この大会のためにコートを貸してくれなくなるでしょうし、参加者が満足しないのならば、この大会自体、継続できません。

また、私自身、主催者としても、メリットがないのであれば、プチシングルス大会自体をやめて、別のことをやります。


上記では、コート側のことばかりに焦点を当てておりましたが、参加者の方に対しては、プチシングルス大会の要項に書いている通り、普通の大会で不満だと思われることを解消した形の大会を開催しておりますが、せっかくですので、さらに追記しておくと、私としては、シングルスをいつでもどこでもやれるようにしたいと思っております。

 

2011年の2月時点では、一ヶ月に約40~50大会を開催しておりますが、まだまだ足りません。

忙しい人は、私の立てたスケジュールには合わせてくれないはずですので、もっともっとたくさんの場所で、たくさんの回数、開催していこうと思っております。


やはり、1ヶ月に100ぐらいの大会は開催しないと。・・・それも、全国で。

しかも、同じ日に10箇所ぐらい同時開催しないといけないと思っております。

この目標が高いか低いかは、分かりませんが、私にとっては、かなり大変です。

 


でも、こういう形を当然のごとく取れるようになって初めて、多くのテニスコートが潤うわけですし、プチシングルス大会に、住んでいる場所の関係で参加できない方もたくさん参加できるようになります。

 

そうすることで、もっとたくさんの方に、楽しんでいただきたいと本気で思っております。

 

そして、忘れてはならないことが一つ。

あまり、公言しておりませんでしたが、私がやろうとしている本当の仕事は、同じ趣味の方が集まる場を提供し、その中で、たくさんのコミュニケーションをとっていただくことなんです。

そのために、(参加された方はご存知だと思いますが、)普通の大会とは違った雰囲気を出すためのある仕掛けを組み込んでおります。

 


このことが、参加された方々の、満足度を非常に高めているものだと思っておりますが、この大会の雰囲気を千葉・東京・神奈川・埼玉だけではなく、全国に広げて行きたいんです!

 


そして、テニス以外の競技にも広げて行きたいと考えております。

 


とは言え、これだけのことを実行していくには、私一人では無理です。

 

これからは、たくさんの方のご協力をいただきながら、この大会をどんどん広げて行こうと思っております。

 

なお、私は、この大会を拡げるために、会社を辞めて、取り組んでおります。

上記でも、触れましたが、事業としてやっております。

つまり、参加された皆様よりいただきました参加費を元手に生活させていただいております。

もちろん、事業ですから、税金の対象にもなりますので、確定申告もさせていただいております。

そんなわけで、割り勘の場合に比べると当然ながら、参加費は高くなってしまいますが、私としては、参加費以上の価値のある内容にすべく、日々、努力している所存です。

これからも、大会の内容の改善や、グレードアップをしていこうと思っておりますので、今後ともよろしくお願い致します。


PS:お気づきかとは思いますが、上記のような理由で、私は公営のコートは使いません。

2003年にスタートして以来、7年以上がたちますが、今までこの大会を公営コートで開催したことはありません。

多分、これからも変わらないと思います。

例外として、公営コートを使うのは、有明コロシアムなど、民間にはない施設を使うときおよび、民間のコートが無い地域で、大会を開催する場合ぐらいだと思います。